性格の不一致から3年間も別居している夫婦の離婚
投稿日:2016/7/15
離婚相談を友人から受けることが多いのですが、離婚したほうが良いのか微妙な関係の夫婦がいます。それは二人の関係が冷め切っていて別居している夫婦です。結婚当初は仲睦まじい夫婦関係だったようですが、夫が仕事ばかりするようになった3年前から別居になってしまったとのことです。離婚をするべきかどうかのアドバイスを求められますが、素人が答えるには難しい問題です。
夫婦が仲良くやっていくための秘訣はお互いが妥協することです。人間ですから、どこかしら合わないという面もあるはずです。そういった点が明らかになった時には、双方が歩み寄るのが普通です。意地を張って自分の考えを突き通そうとしてもなかなか上手くいきません。この夫婦の場合は、お互いが頑固で一度言い出したら譲らないタイプであるために、最終的に別居状態となってしまったのです。
夫婦どちらにもそれなりの言い分があるはずですが、大事なのは話し合いです。話し合いを避けて別居を続けていれば、ますます関係は悪化していきます。しかし、一度別居をしてしまうと顔を合わせなくなるので話し合いを持つ機会はなくなってしまいます。夫婦共働きで仕事をしていれば、平日は疲れて話し合いどころではないでしょう。
このような場合には、第三者が仲介して入ることが離婚するかどうかを決めるのが良いと言えます。できれば信頼できる弁護士などに相談するとスムーズに解決できる場合があります。夫婦二人の間では解決できそうにない問題は、やはり第三者に頼むのが一番です。