出世できなかったのはお前のせいだ
投稿日:2017/8/18
結婚して一年半ほどが過ぎるまでは平穏な生活を続けており、結婚して良かったと思うことばかりでした。
ところが結婚二年目を迎えた頃に夫が会社の出世レースから外れてしまい、それがキッカケでお酒の量が増えていきました。
最初の頃は慰めながら一緒にお酒を飲んでいましたが、ある日を境に「お前のせいで出世ができなかった」「お前と結婚したのが間違いだった」となど言い始めるようになってしまったのです。
私も責任を感じていなかった訳ではありません。結婚するまで彼が順調にキャリアを積んできたことはよく知っていますし、彼の思い描く人生のレールから外れてしまったことに対して、私が力不足だったところがあったのかもしれないなと思っていました。
彼の落ち込みっぷりを見て、もっと彼が快適に過ごせる家庭を作ってあげられたのでは、と自問自答していましたが、面と向かってそう言われたことはショックでした。
その後も彼の暴言は続き、「お前には俺の嫁でいる価値はない」「ブスは出ていけ」など人格を否定するような言葉も増え、精神的に参ってしまいました。
両親に相談したところ離婚を勧められ、私もそれが良いと思い彼と話し合いましたが、応じてもらうことができませんでした。
そこで両親が弁護士を立ててくれて、最終的には調停を経て無事に離婚が成立し、人生の再出発を切ることができました。